ポイント1:物件見学に必要な準備と持ち物
物件見学を行う際は、不動産会社に予約を取った方が資料などを用意してもらうことができスムーズです。
見学の際は、不動産会社がスリッパを用意してくれる場合も多いですが、自分でも用意しておくと安心です。また、階段を上ったり、かがんだりするようなことが多いため、女性の方はスカートではなくパンツを履くことをおすすめします。
物件見学の持ち物は、「方位磁石」、「デジタルカメラ」、「メジャー」があると役に立ちます。また、「間取り図」は物件を見た際に気付いたことを書きこんでおけるため、準備しておくといいでしょう。
ポイント2:日当たりのよさと収納スペースを確認する
日当たり」と「収納スペース」は、実際に見てみないと分かりにくい部分です。日当たりは、ベランダや窓の方角だけではく、周辺環境にも影響されます。間取り図を見て、南向きだからと安心していたら、高いビルが建っていて日が入らないといった場合もあります。また、見学した際に日当たりが良好であっても、周辺に空地や老朽化した建物がある場合は、マンションやビルが建設される恐れがあるため注意が必要です。
実際に暮らすことを想定し、家具や生活用品を置くため、収納スペースは必ず確認しましょう。収納スペースの広さはもちろん、自分が所有している家具が入るかどうかも確認してください。物件見学の前に、家具のサイズを測っておくことをおすすめします。
ポイント3:周辺環境や共同スペースも確認する
物件見学の際は、周辺環境も合わせて確認する必要があります。スーパーや学校、病院など、生活に必要となる施設が近くにあるか確認してください。
ゴミ捨て場が清潔に保たれているか、周辺住民の雰囲気はどうかも見ておきましょう。。
また、最寄り駅までの道を、実際歩いてみることをおすすめします。最寄り駅までの所要時間が分かり、通勤や通学時の交通量や人通りを把握することがきでます。
ポイント4:見学は複数回行うとベスト
可能であれば、物件見学は複数回行うことをおすすめします。その際、休日と平日、日中と夜間と、時間帯を分けて行いましょう。休日は静かな住宅街でも、平日は交通量が多く車の走行音や排気ガスが気になる、といった1回目の見学では分からない新しい発見ができます。
おわりに
安心して暮らすため、住宅のセキュリティ対策は必要です。ピッキングされやすい鍵は使用されていないか、窓からの侵入対策は施されているか確認しましょう。
また、外から住宅を見た際に、死角となる場所や、侵入する際に足場となる部分はないかどうかも確認してください。