【目次】
グルニエとは?
「グルニエ」とは「屋根裏部屋」を表すフランス語で、天井と屋根の間のスペースを利用した小部屋を指します。
一般的にグルニエは収納スペースとして利用することが多いですが、高さや広さが確保できる場合にはさまざまな用途で活用することが可能です。 また最近は、採光や通気などを工夫することによって部屋として利用している方も増えています。
グルニエのメリット
多くの場合、グルニエは収納スペースとして利用されています。クローゼットに収まりきらない衣類や、クリスマスツリーや雛人形などの季節ものを収納する際にグルニエのスペースは役立ちます。 さらに、ただ収納するのではなく、棚や収納ボックスなどを使用することによって、グルニエをより機能的な収納スペースにすることが可能です。 しかし、夏の暑い季節は熱がこもりやすいため、温度や湿度に弱いものはグルニエに収納しないよう気をつけましょう。
ロフトとの違いについて
グルニエとロフトの大きな違いは、はしごが「固定式」であるかどうかにあります。
一般的に、ロフトは部屋の一部分を2階建てのように区切ったスペースを指していることに対し、グルニエは天井と屋根の間に作られたスペースのことを指します。どちらも部屋の上部に位置しているため、そのスペースに行くためにははしごを使用しなくてはなりません。
固定式のはしごが取り付けられているロフトに対して、グルニエに行くためのはしごは建築基準法において「固定式でないもの」と義務付けられています。そのため、グルニエに取り付けられるはしごには、取り外し可能なものや折りたたみ式のものなどが多く使用されています。
※東栄住宅ブルーミングガーデンのロフトは主に、取り外し可能な仕様を採用しております。
おわりに
グルニエのメリットとロフトとの違いについてご紹介しました。小屋裏収納として活用できる便利なグルニエは工夫次第で、さまざま用途で活用することができます。グルニエのスペースをうまく利用して、より快適な生活環境を作りましょう。
東栄住宅では、お客様の多用なニーズやご要望にお応えすることを大切にしています。グルニエを用いた住宅もご提供させていただいているため、ご検討されている方はぜひ一度ご相談ください。