駅前のマンションか住宅地の戸建て住宅か
ご結婚後、駅前の2DKの賃貸マンションで暮らされていたというIさまご夫妻。
お子さまが大きくなるにつれ、段々と住まいが手狭になり引越しを検討することに。
「結婚した当時は勤め先までが電車通勤だったので、駅前がベストの選択でした」。
その一方で、ご結婚当初から「いつかは自分たちの家を持ちたい」という話もしていて、かなりの数の内覧もされたそうです。
「お互いの実家が戸建てとマンションなので、それぞれに良さがあると考えていました。そのため最初の頃は戸建てとマンションの両方を検討しながら、どちらも数件ずつ内覧に行きました」。
いくつかの物件を見てまわることで、相場感もわかってきたそうです。
駅から徒歩10分で条件のいいマンションと、徒歩25分の住宅地の戸建てでは、それほど価格が変わらなかったとか。
そんな中、奥さまが転職をされて電車通勤をしなくなったことで、駅に近いことを優先する理由もなくなりました。「出産直後は少し家探しを休んでいて、今回再開したときには『駅から多少遠くても、戸建てにしよう』ということで意見が一致しました」。
しかし、なかなかお二人の条件にあった物件は見つかりません。
お二人が主に望んでいたのは、「1階がリビングで、2階が居室」「通わせやすい場所に保育園があること」「白系の明るい配色」という3点。
10軒以上見てまわったそうですが、これらの条件にマッチした物件は見つかりませんでした。
I様宅 間取り
探し続けていたからこそわかる、稀少な物件
家探しを再開して1年以上、あるとき、まとめて5軒ほど紹介された物件の一つが当物件でした。
「すぐにここだと思いました」とお二人。
ただ、その時に紹介された物件の中で一番価格が高かったこともあり、決断に踏み切ることができなかったといいます。
そんな中、保育園を転園できる期限が迫ってきます。
「今決めなければ、次のチャンスはまた1年後になりそう...」「やっぱり買うならあの家しかない」
お二人が決断をしかけたタイミングで、物件の価格が少し下がるという後押しもあり、今回のご購入となりました。
この物件のお気に入りポイントについて「外観から内装までの色合いが、イメージ通りだったこと。
今まで多くの物件を見てきましたが、ここまで明るい配色のところはありませんでした」と奥さま。
ご主人も、「すべての条件が理想通りだったことです」とやっと見つかった理想の家に、とても喜ばれていました。
以前は不自由だったことのほとんどが解消
入居後、しばらくは電車通勤をされていたご主人ですが、その後、ご自宅から自転車通勤ができる範囲に職場を変えられました。
「通勤時間が短くなった分、家族と過ごす時間が増えました。今は、朝の保育園の送りは自分が担当しています」と、新居での生活とともに、毎日のリズムも大きく変わりました。
さらに2階の居室が玄関の吹き抜けを囲むようにあるため、お子さまが家のどこにいても「お父さんが帰ってきた」とわかるようになったとか。
この間取りには、そんな効果もあるようです。
また、新居に来てからお子さまが風邪を引かなくなったというお話も。
「以前の住まいは角部屋でビル風の影響もあったため、とにかく寒かった」とか。
「この家は日当りもいいし、冬でも温かく過ごすことができました」と健康面でも、新居に住まわれたメリットはあるようです。
その他にも、「リビングが広くなったことで、テレワークがしやすくなった」「子どもが進んで片付けをするようになった」と奥さまが言えば、
ご主人も「服をしまえる場所が増えたのが嬉しい」など、以前の住まいでは不便だったことがかなり解消されたご様子です。
これから家を探す方たちへのアドバイスとして、
「物件はたくさん見た方がいいですよ。実物を見ることで、だんだんと自分たちの"譲れない条件"も決まってくると思います」とご主人。
「間取りや住宅設備についてのメリット・デメリットを自分たちで調べるのも大切」と奥さまも続けてくださいました。
Iさま、この度は誠にありがとうございます。
これからも新居で、素敵な時間を過ごしていただければと思います。今後とも、よろしくお願いいたします