リノベーションで中古の一戸建てが蘇る!
同じ予算であれば、新築住宅よりも中古住宅の方が広さや立地の面では、希望に合う物件を探せる可能性が高くなります。 そこで中古住宅を購入して、自分が気に入るようなスタイルにリフォームしてしまおうというのが、リノベーションを希望する多くの人の考え方です。
水回りを新しくしたり、バリアフリーにするなど機能面でのリフォームはよくあることです。 しかし、リノベーションは内装のコンセプトから根本的に変えてしまう点で、リフォームとは言葉が使い分けられています。 例えば、リビングと隣の部屋との壁をなくして広いリビングにしたり、逆に小さな部屋を一つ増やしたりといった間取りの変更を行うこともできます。 つまりリノベーションは、注文住宅の自由さと中古住宅の値段という両方のメリットを併せ持っているのです。
リノベーションは本当にリーズナブルなの?
注文住宅と中古住宅の良いとこ取りをしたようなリノベーション。 「中古住宅のリフォームの延長線でしょ?」「注文住宅で新築するよりも安く建てられるんでしょ?」などと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それなりに高額な費用になる場合もあります。 例えば壁材をハウスダストが少ない素材に変えたり、間取りを大々的に変えるとなると、総工費が大きくなるのは避けられません。 また、中古住宅はすでにある程度の築年数が経過していますので、最新の耐震補強をしなくてはならないかもしれませんし、木造住宅の場合はシロアリ被害などで柱を取り替える必要が出てくる可能性もあります。
よって、相場というものはなかなか出せませんし、業者や購入した中古住宅の状況によってまちまちです。 「リノベーションはお得!」という宣伝文句もありますが、こだわりをつめこむと、新築物件を購入するよりもリノベーション費用の方が高額になることもあります。
新築のほうが安くなるケースもある
新築住宅の2つのメリットがあります。一つ目は当然ですが、一切の劣化がありません。 中古住宅の場合、耐震基準が古いものだったり、柱など重要な部分が劣化している可能性がありますが、そういった心配はありません。
二つ目は、固定資産税や不動産取得税が戸建て住宅と比べて優遇されます。 例えば、戸建ての場合は3年間建物分の固定資産税が半額になります。更に、長期優良住宅を取得していれば、減額の期間が更に5年間延長されます。※
中古住宅を購入し、間取りや耐震までこだわりを詰め込むと、結局のところは大きな費用が掛かる可能性があります。 リノベーションと新築住宅、それぞれのメリットを比較して、より希望に沿う方法を考えましょう。 東栄住宅のブルーミングガーデンでは分譲住宅でありながら豊富な間取りのプランを用意しています。ぜひ一度ご相談くださいませ。
※税制優遇についてはご購入やご入居のタイミングで変わっている場合がありますので、最新の情報をご確認ください。