住みやすさ
名古屋市の南西部に位置する港区には、名鉄築港線、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線、市営地下鉄名港線の3線が通っています。名港線の港区役所駅から名古屋駅までは20分、あおなみ線荒子川公園駅からは15分で名古屋駅まで行けるため、都心へのアクセスは良好です。
また、鉄道以外の交通機関も発達しています。港区には名港中央インターチェンジがあるため、伊勢湾岸自動車道から東名高速道路に乗り入れれば関東方面へ、名神高速道路に乗り入れれば京阪神への移動も便利です。なお、現在の東名高速道路と並行して新東名高速道路の開通が2020年度に予定されているため、今後関東方面へのアクセスはさらに良くなるでしょう。名古屋港からはフェリーが出ており、仙台へは21時間40分、北海道の苫小牧へは40時間で行くことができます。
港区は自然豊かな街です。荒子川公園ガーデンプラザでは四季折々の花を楽しめるほか、家族でバーベキューが楽しめるキャンプ場が併設されています。名古屋市野鳥観察館では、毎年120種類以上の渡り鳥を観察することができ、農業文化園では昔の農具を実際に使用しながら農業を学ぶことができます。さらに、とだがわ子どもランドをはじめとした公園が点在するため、子どもの遊び場が多いことも魅力です。
また、名古屋市では市内に在住する方に向けてさまざまな助成・手当・支援を行っています。医療費助成としては、子ども医療費助成、特定不妊治療費助成、一般不妊治療費助成、子育て支援としては、児童手当や私立幼稚園就園奨励補助及び授業料補助、私立高等学校授業料補助など、市民の暮らしを考えた市政を行っていると言えるでしょう。
病院・公共施設
港区は医療施設が充実しており、中部労災病院、中京病院、みなと医療生活協同組合が運営する協立総合病院などの総合病院が区内にあるほか、診療所も多数設けられているため、かかりつけ医には困らないでしょう。訪問診療に力を入れている南陽病院をはじめ、地域に根ざした医療機関が多いのも特徴です。
また、東洋病院は名古屋市で唯一天然温泉の湧く病院として有名で、ケアミックス病院としても高く評価されています。さらに、港区休日急病診療所では、港区の開業医が交代制で休日・夜間も診療を行っています。日曜日や祝日、年始年末に急病になってしまっても、港区急病診療所で治療を受けることが可能です。通常の診療所でも夜間診療や小児救急に対応しているところが多いため、小さな子どもがいる家庭でも安心して暮らすことができます。
文化的な公共施設としては港文化小劇場があり、伝統芸能、子ども向けの映画上映、ジャズコンサートなど幅広い催し物が楽しめるほか、市民団体によるイベントも積極的に行われています。また、港区役所や港図書館、邦和スポーツランドは、港区役所駅から徒歩数分の好立地にあるため多くの利用者がいます。
教育施設
港区の保育施設は30ヶ所以上あり、幼稚園も24ヶ所開所されています。学校は、小学校が市立のみ20校、中学校も市立のみで8校あり、高校は県立が2校です。そのほかに看護や着付けの専門学校と日産愛知整備専門学校があります。
商業施設
名古屋港ガーデンふ頭にはシロイルカやシャチに会える名古屋港水族館、名古屋海洋博物館、ショッピングモールのJETTY、南極観測船を見学できるふじの広場をはじめ、さまざまなレジャー施設がそろっています。食事や買い物、アミューズメントなどあらゆるニーズに応えてくれる非常ににぎわいのあるエリアです。遊園地のシートレインランドでは、大人から子どもまで楽しめるアトラクションが勢ぞろいしています。
子川公園を挟んで西側にはポートモールアピタ港が、東側にはイオンモール名古屋みなとがあり、2017年にはららぽーとが名古屋初上陸を予定しています。大型ショッピングセンターの選択肢がたくさんあることも、港区の人気の1つです。
おわりに
今回の記事では、名古屋市港区に新築分譲一戸建てを購入する際に、ポイントとなる地域情報をご紹介しました。東栄住宅には名古屋支店もあり、より詳細な地域の事情を提供することができます。ご予算やご希望条件にマッチした物件を多数紹介することができるため、ぜひ東栄住宅に足をお運びください。