よくある事例1:雨漏り
欠陥住宅のよくある事例として、まず「雨漏り」が挙げられます。雨風などを凌ぐことは、住宅にとって基本となる機能の1つです。壁や天井から雨漏りをしては、生活に大きな支障を与えます。
雨漏りの原因は住宅部材の劣化など、要因はさまざまです。雨漏りが続くことによって、住宅にカビが生じ腐敗が進む恐れがあります。また、時間が経ってから雨漏りが始まることも多々あります。
よくある事例2:住宅の傾き
傾きのある住宅は、頭痛やめまいなどの健康被害につながる恐れがあります。さらに、耐震性や耐久性にも問題がある可能性が高いため、本来耐えられるはずの地震に耐えられないかもしれません。
また、住宅が傾き歪んでいると、扉や窓の開閉に不具合が生じます。さらに、傾きがあることによって、住宅に亀裂が生じやすくなったり、床から軋む音が聞こえたりします。
欠陥住宅の見分け方1:目に見える部分を隅々までチェック
住宅を確認する際は、ただ目で見るだけでなく、実際に歩いてみることも重要になります。なぜなら、実際に歩くことによって、床の不自然な軋みや違和感などに気付きやすくなるためです。そのため内覧時には、床全体をまんべんなく歩き、沈みや床鳴りする箇所はないかチェックしてください。
ビー玉などの丸いものを床において、傾きがないか確かめる方法もあります。さまざまな位置にビー玉を置き、一定方向にだけ転がって行かないかどうかを確かめましょう。 また、床だけでなく、内壁や外壁に傷や亀裂が生じていないか確認することも重要です。住宅購入前に問題点を見つけることによって、購入後のトラブルを回避しやすくなります。
欠陥住宅を見分けるためには、実際に生活する姿をイメージしながら、住宅の隅々まで確認するよう心掛けましょう。窓やドアの開閉を実際に行ったり、蛇口をひねって排水の具合を確かめたり、住宅に何らかの不具合が生じていないか入念に確認してください。
欠陥住宅の見分け方2:構造見学会に参加する
欠陥住宅が生まれる原因の1つに、施工体制の軟弱化があります。特に「丸投げ」と呼ばれている施工体制は、欠陥住宅を生み出す可能性があります。
丸投げとは、下請け業者を持たない住宅会社が、施工管理を一括で下請け業者に任せる施工体制です。つまり、契約した住宅会社と、実際に工事を行う施行者は異なるということです。そのため現場では、責任感が薄れやすく、手抜き工事が行われる可能性が高まります。住宅会社と契約する際は、その会社の施工体制についても把握することも重要です。
また、可能であれば、構造見学会に行くことをおすすめします。住宅の内部構造は、住宅が完成した後では見ることができません。筋かいや、柱や梁などを固定する金具などが図面通りに配置されているか確認しましょう。また、筋かいが金具でしっかりと固定されているか見ることも重要です。住宅の強度を左右する重要な部分であるため、入念にチェックしてください。
おわりに
欠陥住宅の見分け方とよくある事例についてご紹介しました。欠陥住宅をつかまないためにも、実勢に自分の目で住宅を確認することが大切です。東栄住宅は、自信をもって建築中の物件もご案内。是非お客様の厳しい目でご判断ください。
しかし、住宅の欠陥は入居後すぐに見つからない場合もあります。そのため、マイホームを購入する際は、アフターサービスの有無なども考慮して住宅会社を選ぶと良いでしょう。
東栄住宅では、お客様に安心してお住まいいただくために、購入して終わりではない充実の保証体制を整えています。ご入居から最大7回の無料定期点検と30年間の品質保証を実施しています。定期点検以外でも万が一不具合が発生した際には、迅速に対応を行います。住宅の安全性やアフターサービスに関して何かご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。東栄住宅は、自信をもって建築中の物件もご案内。是非お客様の厳しい目でご判断ください。