オリジナルサニタリー収納≪千葉設計≫

2018年6月 ついにサニタリー収納の完成!

実際の東栄住宅の物件に取り付け完了、無事に千葉女性設計士ワーキングの活動が終了しました

■完成後の感想をインタビュー!

Q.今回のワーキングでご自身が学んだことや成長したと感じる部分を教えてください。

濱田 :商品化に向けて、使い勝手を考慮しながら細部の寸法の検討を繰り返す過程が特に今後につながる貴重な体験となったと感じています。

普段の業務は個人単位で行うため、一つの商品を作り出すために意見を交換しながらまとめていく作業が難しくもあり、 他の人の意見を聞ける楽しい場ともなりました。

この経験を通してより客観的な視点で住空間を考える事を学べたと感じています。

Q.他のメンバーの『ここを見習いたい!』と感じたことはどんなことですか?

小川 :ワーキングの良い点は、それぞれの個性が集まることで、個人の能力を足した以上の成果を発揮できる点にあると思います。 普段の業務は個人単位で進める事が多いので、チームワークを発揮するいい機会になりました。

小西プランナーは、同期入社ということもあり、一番心強い存在でした。 人事異動の関係で、ワーキングは途中参加だったにも関わらず、これまでの知識や経験を生かして的確な指摘や問題点を挙げてくれました。
濱田さんは情報の収集力と処理能力が高く、洗面収納にテーマが決まった時には、細かい提案をたくさんしてくれました。
千葉さんはいつも主体性を持って行動してくれたので、行き詰った時は真っ先に発言するなど、チームの雰囲気を良くするのにいつも助けられました。

Q.実際の現場で設置された様子を見て感じたことを教えてください。

濱田 :試作品見学後の懸念事項も改善され、自分達のアイディアが反映されたかたちで仕上がっていたのでとても満足しています。 多くの方々の意見を取り込み、完成した商品なので無事完成品として現場に入っているところを見て嬉しく感じました。 お客様の新たな生活で使っていただけることが今から楽しみです。

Q.ワーキングにおいて、難しかったこと・楽しかったことはそれぞれどのような点ですか?

千葉 :お客様に『使いやすい!』『設置してあってよかった!』と感じて頂けるような商品を 奥行きが130mm程度の限られた空間の中で企画するという事が難しかったです。 洗面所で使用するものを考えてみると意外と多く、収納したいものはたくさん思いつくものの、 それを130mm幅で収めるとなると簡単なことではありませんでした。

試行錯誤を繰り返し、ワーキングメンバー内で打ち合わせを重ね、アイカ工業様からの貴重なアイディアを頂戴することで完成に至りました。

今回の活動を通し、なかなか経験できない商品の開発に携わることが出来て楽しかったです。 自分自身で設計した物件に設置され、お客様に使って頂けることがとても楽しみです。

Q.埋め込み型の洗面収納のアピールポイントやメリットはなんですか?

千葉 :弊社ではブルーミングガーデンご購入者に向けた『お客様アンケート』を実施しており、 実際に住まわれているお客様の声の中にも洗面所の収納が足りないというご意見を度々頂戴しておりました。
その為、今回のワーキングでは、『より多くの物件で採用して頂けること』と『使いやすさ向上の為』に従来商品の見直しを行いました。

他社商品ではあまり見かけないバスケットを組み込み、バスタオルだけでなく洗剤などの洗面小物を収納できるスペースを確保致しました。
また、棚部分を可動とすることで、お客様の多様なニーズに合わせてカスタムが出来るようになっております。

Q.千葉設計のチームワーク、他部署との関わりについて教えてください。

小川 :施工管理部や企画営業課の部署の方々にもご協力いただき、洗面収納を実際の現場で試施工しました。
私たちが提案した新しい商品ですので、実際の現場で使用する際には現場の混乱やお客様の評判など、気になる点は多くあったかと思いますが、 快く受け入れていただいたことに感謝しています。

こういった取り組みに柔軟に対応できるのも、 東栄住宅の強みである自社一貫体制によるものだと実感できました。

Q.次回以降の各エリアワーキングへ何かアドバイスがあればお願いします!

小川 :通常業務と並行してワーキングを行っているので、忙しい時もあると思います。

普段からワーキング以外のメンバーにも意見を聞いてみたり、状況を話しておくなど、 まわりの人たちにも活動内容を伝えておくと、ちょっとしたアドバイスをいただけたりします。 ワーキングの取り組みを応援してもらえるだけでも意欲が湧きますよ(笑)

ご協力いただきましたアイカ工業様、ありがとうございました。

次回は神奈川エリアのワーキンググループが始動します!

それぞれの個性が集まることで、個人の能力を足した以上の成果を発揮できる

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