国土交通省の「住宅市場動向調査」
平成26年度の一戸建ての住宅取得時における「世帯主の平均年齢」は39.4歳という結果となりました。
細かく見ると新築の注文一戸建てでは「30代が45.5%」「40代が21.2%」分譲一戸建てでは「30代49.1%」「40代が31.1%」となっています。
やはり30代と40代の割合が70%近くとなっており大半を占める結果となりました。
30代の方が購入したきっかけ
月々の支払いを抑えられるから
金融機関によって異なりますが、一般的に住宅ローンの支払い年齢は80歳までとされています。 またローンの期間は最長で35年とされています。45歳までは35年ローンを組むことができるため月々の負担を抑えることができます。 家賃と同等の金額で完済後は資産になるため、30代で一戸建ての購入を決めたという声も多いです。
定年までに完済したい
定年までに、なるべく早く住宅ローンを完済したいと計画を立てて30代で購入を決める方もいます。 定年を迎えるまでに完済するための計画を立てて購入したという声もあります。 早めにローンを組んだ分、完済時期も早くなるからです。
親からの資金援助があったから
一戸建てを購入する場合、多くの方が住宅ローンを使用して購入します。そこで必要となるのが住宅ローン以外の頭金部分、つまりは自己資金です。 一戸建てを購入するためには、計画的に貯蓄する必要もあります。 ただ中には、親の援助で自己資金を出してもらうことができたので購入を決めたという30代の方もいます。
40代の方が購入したきっかけ
頭金が準備できたから
ある程度の頭金を準備してから購入をしたという声も40代では多いです。 中には、なるべく住宅ローンを減らしたいと考えて、物件額の半分を自己資金で準備した方もいます。
子どもの学費のメドがたったから
子どもがいる家庭では、生活の中で子どもの学費が占める割合は大きいものです。 そのため、ある程度子どもの学費が落ち着いてから戸建て購入を決めたという声も40代の方にはあります。
購入時期は個々の事情も加味して
一戸建て購入者の平均年齢も購入のきっかけも人さまざまです。 今回紹介した購入者の声を参考にして、
ご自身の購入時期を検討するのももちろん良いでしょう。ご自身の状況と照らし合わせながら住宅購入のタイミングを考えてみましょう。
例えば現状賃貸物件にお住いの方はいま払っている家賃を購入費用に充てられるかもしれません。
もしマイホームにご興味があればどんな些細な事でもご相談ください。